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執筆者の写真広 天田

子どもへの金融教育

更新日:2023年7月9日

自分の子どもがお金に苦労してほしくなく、まずはお金に関する知識を自分がつけるために、国家資格のファイナンシャルプランナー(FP)の資格を保持しています。


ファイナンシャルプラナー(FP)はお金に関する専門家です。似たようなお金のプロに、税理士さんがいます。比較をすると専門性が若干異なり、FPは「個人」で税理士は「法人」に対するお金について詳しい傾向にあります。


個人または家計のお金に関して、日々研鑽をしているわけですが、お子様が生まれたご家庭に勧める金融教育の提案がひとつあります。


それは、「毎月のお小遣いを止めて、100万円の積立投信の全世界株の贈与」です。


100万円の全世界株の贈与を勧める理由は、「浪費」と「投資」の視点を持つきっかけとなるからです。


まず、100万円を0歳の赤ちゃんに贈与して、約60年間で複利5%の株運用で放置しておくと、2000万円になっています。こどもが老後困らない生活を保障できています。ただし、その100万円に手を出さないことが条件です。


一般的に、株の運用利回りは平均5%といわれています。100万円の5%は5万円です。月当たり、4千円となります。そしてこの額は、切り崩さないで我慢をすることができれば、毎月4千円でなく5千円、6千円と化けることも可能です。まるで毎月お小遣い額に相応ですね。


子どもが大きくなるにつれて、判断力も磨きをかけられる時期がきます。今、そこまでお金は必要ないから我慢して、将来必要なときに備えて浪費せずに投資として株のままにする決断ができるようになるかもしれません。


毎月のお小遣いでなく、一括で100万円の贈与を勧める理由は、老後保障や金融教育だけんでなく、贈与税がかからないラインである税制面でのメリットもあります。贈与税は年間

110万円以上の場合にかかりますので、100万円ならそのままこどもにお金を上げられます。


今年中であれば、ジュニアNISAを活用して運用ででた利益に課税されない制度も利用できます。思い切って、お小遣いをやめて100万円の全世界株の贈与もぜひご検討してみてください!


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