学校法人未来学園 前橋医療福祉専門学校へ訪問しました。目的は、来春の新卒採用のご案内です。学科長より直々にお話を聞いていただきました。
今後の日本は、世界に類を見ないスピードで高齢化が進みます。高崎市においてもまだ待機者が多数いる課題も浮き彫りになっており、ミヤマグループは高崎市と共同で事業拡大をしていきます。
ともない、戦後に日本を支え、この国を先進国へ導いていただいた人生の先輩方を支えていくための仲間が必要です。そのためには、専門学校で学び得られた知識と現状に柔軟に応えていける若い力が要ります。これからも、学生達が現場で力強く羽ばたいていける環境整備に注力していきます。
学科長のご厚意で、学園内見学をさせていただきました。学生さんがとても素晴らしい環境で勉学に励んでいることが垣間見えました。介護ベッドがある教室で実際に介助をしたりされたり、入浴室においても学生が水着になって入浴介助をされる実習を学園で行われています。利用者視点のサービスを提供するためには、利用者経験をするのが上達の近道との先生の考えに深く賛同しました。
訪問介護での仕事も見据えて、学園内に昔ながらの住宅が一軒ありました。教室講義の枠を超え、限りなく仕事現場を想定した家を用意して学生に実習を積ませることに、学校の本気度を深く感じられました。また、校内の先生と学生の雰囲気が非常に良かったです。学生さんは大きな声であいさつをしてくれましたし、先生方も笑顔で接していただき、とても明るくて活気のある校風だと実感しました。
日本語学科を約5年前に開校され、留学生も勉学に努めていました。日本のアニメや漫画をきっかけに日本に訪れる留学生が多いとのことです。当社でも留学生の受け入れも始めていきたいと考えています。生い立ちや文化が異なる人財が会社に入ることは、社員の「相手を理解していく意識」を高めていくことに寄与するからです。
福祉業界は、「相手を想う心」が求められます。想う心には理解力が同時に必要です。だからこそ、その感性を育む契機にしたいです。何より私がグローバル思考なので、海外と地域を繋ぐ役割を担っていきます。
産学連携を深めることができれば、きっと今以上に「利用者と社員の幸福創出」が叶うと思います。前橋医療福祉専門学校とは派遣講師としても6月から連携をさせていただきます。日本の福祉業界を一層良くしていくために、若い世代の介護知識と技術の底上げを図っている学校のお力をお借りし、私たちミヤマグループは現場の利用者様の更なる幸せ創りのお手伝いをしていきたいと思います。
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